標本を作るために必要なものや事柄などをご紹介します。

標本を作る

昆虫採集の最大の楽しみといえるのが標本作りです。採集した昆虫を標本にし、ズラリと並べる。昆虫たちの美しい姿は昆虫採集の醍醐味を思う存分満喫させてくれることでしょう。

昆虫標本には大きくわけて3種類あります。「乾燥標本」「液つけ標本」「樹脂標本」です。一般的にわたしたちが行なうのはこれらのうち「乾燥標本」となります。文字通り昆虫を乾燥させて標本にする方法です。

標本を作るにはまず最低限の道具が必要になります。ピンセット、とめ針といった基本はもちろん、脚を固定する「展脚板」、翅を固定する「展翅板」、そして収容する標本箱などです。これらの道具を一式など揃えられる昆虫標本セットもあるのでそれを購入するのが近道でしょう。

標本作りの際に難しいのはいかに美しく仕上げるか、です。蝶の翅やカブトムシの脚など。左右対称でしっかりと伸ばした美しい状態にできるかは標本の最終的な標本の仕上がりに大きな影響をもたらします。一般的にはまず胴を釘で固定し、伸ばした脚や翅をテープで固定、その上で身長に釘で打ちつけていくことで形を整えます。

また、脚の場合、昆虫が死んだ後硬くなってしまい、思うように動かせないことが多いので、しばらく熱湯の中に浸して柔らかくする「軟化」という作業が必要になります。

出来上がった後の保存も大事です。長期の保存に耐えうるためには虫に食べられないよう、ナフタリンを入れたり、少々効果でもしっかりした標本箱を購入する事が大事になります。

標本を作るためには虫を殺さなければなりません。虫の命を安易を扱わないためにも、標本作りはしっかりと行い、大切に保存するようにしたいものです。

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